日々の情報から必要と思われる情報をピックアップしてお届けします
高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化。木を見て森を見ていない現在の対策を一刀両断!!
良く分かりました!!
(1)新型コロナとインフルエンザには大きな違い
(2)新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの違いは自然免疫の発動に違いあり
(3)第2波が来ても、自然免疫の強さは日本人にとって強い助けとなり、再び欧米より被害は軽い
(4)日本では暴露した人が多いが自然免疫で98%治癒
(5)日本の死者数が欧米の100分の1であることについて
①重症化しやすい「高齢者の暴露率」が低かった(日本が10%、欧米が40%)
②自然免疫で治る人の比率が欧米より日本人(アジア人)のほうが高い
③「発症者死亡率」は欧米人に比べて血栓ができにくいので日本は欧米に比べて低い
(6)死者は最大で3800人、検査ではなく重症化対策を
(8)年齢やリスクに応じた対策を打つべき
(9)第2波の対策
・最初にやるべきはPCR検査の拡大ではなく、ウイルスの遺伝子解析
・従来と同じ型のものなのか、違うものが来たのかを判別することが重要
1)早ければ7月中にも、最大3万人を対象とした次の段階の治験に進む
2)最初の接種から28日目には新型コロナの回復患者に比べて1.8倍~2.8倍の水準の抗体が体内に作られた
3)2020年末までに1億本、21年には12億本の供給が可能
3.アンジェスのコロナワクチン、治験の詳細明らかに(200626)
(1)阪大学などと共同開発しているDNAワクチンは大阪市立大学医学部附属病院と治験契約を締結
(2)Phase1/2試験(治験)でワクチンの安全性と免疫原性(免疫応答を誘発させる能力)について評価
(3)実施期間は2020年6月末から21年7月末の予定
(4)対象は20歳以上65歳以下の健常者30人
(5)PCR検査で新型コロナウイルス陰性、抗体検査で新型コロナウイルスに対するIgM抗体とIgG抗体がいずれも陰性と確認され、本人の意思による同意が得られた場合に対象とする。一部では、大阪市大附属病院の医療従事者を対象とすると報じられていたが、「臨床試験の募集会社が参加者を募集しており、医療従事者に対象を絞っているわけではない」(アンジェスの広報担当者)という。
新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言が解除され、身体の不調を訴えている方も少なくないと聞いています。(株)グラフィ「在宅ワーク女子の実態調査」から自宅でじっとして過ごしていることがいかに身体に良くないことがわかりましたので以下のごとくまとめてみました。
この結果は、ある意味フレイル予防につながる大事なエビデンスを含んでいることも示唆されます。
今すぐにでも症状緩和、解消に向けたメンテナンスを始めていきたいですね。
図1は在宅ワークをするようになって感じるらだの不調の回答結果です。 在宅ワークになり、「肩こり」「腰痛」がひどくなっているとの回答は約5割ありました。在宅ワークはある意味、楽な姿勢で長時間生活しているということになっているのではないでしょうか?
つまり。長時間楽な姿勢⇒背骨の拘縮⇒関節不動⇒筋肉不動⇒血流停滞⇒代謝低下⇒肥満 といった図式が考えられます。
歴史を振り返ると、人類は感染症との戦いを繰り返してきた。ペストは人口減少から社会基盤を揺るがし、宗教改革にまで至った。天然痘はアステカ帝国を滅ぼした。スペインかぜは、第1次世界大戦中に大勢の兵士がかかって戦争の局面を大きく変えたとされる。1980年の天然痘の撲滅以降、毎年のように生き物を感染源とする新興感染症が登場してきた。
グローバル化でヒトやモノが自由に行き来し、アウトブレイクは一気に世界の問題へと発展する。経済が急成長を遂げた中国の、人口1千万人超の巨大都市で起きた新型肺炎。政治、経済、社会への影響は計り知れない(歴史は繰り返す)。ある日突然、世界の人々を恐怖と不安に陥れる「謎の感染症」には風説がつきまとう。治療法やワクチン開発には年単位の月日がかかる。
私たちは当面、一人ひとりの行動を持って対処しなければならないだろう。
「新型インフルエンザ感染症拡大と行動変容」
現状のCOVID-19感染症の現状を分析して行動変容の大切さについて下記の通りまとめてみた
1.COVI-19感染症拡大までの主な出来事
2.最新コロナまとめ
3. 山中伸弥教授による情報発信
4.日本での死亡者はイタリア並みに増えるのか
5.COPID-19感染症に対する新薬開発状況
6.行動変容の大切さ
200402_「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020 年4月1日)New
提言書内容の特記事項について以下の通りまとめました。
1.現状分析と課題(何れも施設・機材・人材の確保が急務)
第一は、クラスター対策
第二は、医療体制
・感染者を収容するための施設の確保
・人工呼吸器の確保(増産体制の要請)
第三は、行動変容
・3密からさらに踏み込み「近距離での会話、特に大きな声を出すことや歌うこと」を危険な行為と提言
2.提言内容の特徴
(1)「日本モデル」(世界の状況と比較分析)
■市民の行動変容とクラスターの早期発 見・早期対応に力点を置いた日本の取組紹介
■3本柱の基本戦略の取り組みの徹底
①「クラスター(患者集団)の早期発見・早期対応」
②「患者の早期 診断・重症者への集中治療の充実と医療提供体制の確保」
③「市民の行動変容」
(2)3つの密が重なる場の回避の徹底
(3)行動変容の必要性
1)「3つの密」を避けるための取組徹底
2)自分が患者になったときの、受診行動
・新型コロナウイルス感染症を経験した患者や家族体験談の情報収集
3)ICTの利活用
・パーソナルデータ活用(プライバシーの保護や個人情報保護法制などの観点を踏まえつつ)
・市民の感染予防の意識の向上を通 じた行動変容へのきっかけづくり
⇒健康管理等を積極的に推進
200329_新型コロナ…今何をすればいいの?New
世界中で感染が広がり続けている新型コロナウイルスですが、特効薬は今のところありません。この困難を乗り越えて、感染爆発を防いで、医療崩壊も起こらないまま、時間を稼いでワクチンや対抗策が見いだされることを期待したいと思います。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解等(新型コロナウイルス感染症)New
3月9日時点での日本の状況は爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度、持ちこたえているのではないかと考えられるとしています。また、北海道での対策については、北海道での2月28日の緊急事態宣言から少なくとも約2週間後でなければその効果を推定することが困難であり、その後、複数の科学的指標を用いて効果を判断し、3月19日頃を目処に公表する予定としています。また、みなさまにお願いしたいことも併せて公表しています。
これまで集団感染が確認された場の共通点
①換気の悪い密閉空間
②多くの人が密集
③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われた
以上3つの条件が同時に重なった場です。
こうした場ではより多くの人が感染していたと考えられます。そのため、市民のみなさまは、これらの3つの条件ができるだけ同時に揃う場所や場面を予測し、避ける行動をとってください。
2020年3月7日 新型コロナウイルス対策、医学系学会の「現実的な見解」
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について
新型コロナウイルス感染症について
以下の内容は日本環境感染学会「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について」の内容を抜粋したものです。詳しくは当該ホームページを参照ください。
1.一般市民の皆様へ-クイック・チェックポイント-
注意すべき事項
①自分自身の健康管理(体調がすぐれない場合の体温測定)
②人が多く集まる室内での集会等の参加はできるだけ控える
③不特定多数の人の触れるものに接した後の手指衛生
④テレワークなどによる自宅勤務の活用
⑤37.5℃以上の発熱、咳、倦怠感等ある場合には自宅安静
⑥発熱、咳、倦怠感がある場合にはマスク着用と手指衛生
2.守ってほしい4箇条
①発熱・咳がみられる場合には自宅安静
自分を守る、周りの人を守る
②近距離(手の届く範囲)での濃厚接触は避ける
症状のない人からの感染の可能性もある
立食パーティ、酒席、ロックコンサートなどはリスクを高める
③感染対策の基本は咳エチケットと手指衛生
手の触れるものは汚染している。マスクは万能ではない
④感染者に対する差別がないように
風邪と同じように、ほとんどが2週間後には健康に戻ります
3.COVID-19の相談・受診の目安
①帰国者・接触者相談センターに連絡する目安
・風邪の症状や37.5℃以上の熱が4日以上続く方
・強いだるさや息苦しさがある方
②以下のような方は重症化しやすいため、2日程度で相談
・高齢者
・糖尿病、心不全、呼吸器疾患、透析患者
・免疫抑制剤、抗がん剤の投与を受けている方
・妊婦
4.治療現状
現時点で特異的な治療薬はない
(1)検討中
カレトラ(抗HIV薬:ロピナビル/リトナビル)
クロロキン(抗マラリア薬)
オルベスコ(シクレソニド:吸入ステロイド)
アビガン(ファビピラビル:抗インフルエンザ薬)
(2)2次性細菌性肺炎の合併
抗菌薬(マクロライド、キノロン、β-ラクタム剤)
図1 コロナ感染の全体像
図2 感染拡大阻止のタイミング
図3 PCR検査の信頼性
200303_あなたは本当にコロナに正しく向き合ったうえで怖がっていますか?
出典:https://newspicks.com/news/4681900/body/
「新型」のウィルスだけに不明な点もまだまだ多いのも事実しかし、根も葉もないうわさやデマが拡散され不安ばかり煽られる。私たちは「インフォデミック」を回避する必要がある。
一人ひとりの情報の理解と行動こそすべてはかかっている!!
「3つの誤解」
1.致死率は本当に高いのか
現状では致死率となる「感染者数」が把握できていないので平均3%程度と高く産出される傾向に4ある
つまり、致死率は季節性インフルエンザより高くSARS,MERSより低い
(1)湖北省の致死率の高さは患者数の急拡大に追いつかない医療リソースの不足
(2)湖北省以外の地域の平均致死率は0.8%程度
(3)新型コロナの実際の致死率は?
・若年成人 0.1~0.2%
・疾患を持つ高齢者 1%~
※季節性インフルエンザ 約0.02%
SARS 約15%
SARS 約20%
◎わかってきたコロナの「全体像」
①感染者の 6.1%は呼吸器不全など重篤患者
②感染者の13.8%は呼吸困難などの重症患者
③感染者の80.0%の症状は風邪と同程度
19歳未満の子供の感染例は全体の2.4%と低く病状も軽い
2.マスクの必要性
・感染症の拡大の効果的予防には風邪や感染症の疑いのある人たちに使ってもらうことが重要
・他者への感染予防が目的
・健康で症状のない方のマスク着用の有効性は高くない
3.「検査」は本当に受けるべきか?
・感染していないのに陽性判定される人が増える(陽性の信頼性が下がる)
・検査の保険適用で人が殺到すればその場での感染伝播リスクも増大
・医療現場は膨大なリソースを検査に奪われ「本当に大事な病気」を見落としかねない
4.今は拡大感染を阻止できるか重要なタイミング
・日本では近年MERSもエボラも流行していないので政府も医療現場も感染症の危機管理に慣れていない。
・専門家の数も極めて少ない
感染症専門医 1,564人
呼吸器専門医 6,657人
消火器専門医21,608人