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240913_意思の上 3年続けて 習慣に

 人生後半、健康維持が気になるところです。

私は65歳の誕生日を過ぎたころから体力の衰えを感じてきました。

それまでは毎朝5~10km程度ジョギングしていましたが、腰痛もあり今は10,000歩/日のウォーキング、食後のストレッチ(初動負荷トレーニング)、週一の加圧トレーニング、3-4ラウンド/月のゴルフを習慣化しています。

それ以外の習慣も毎朝の風呂掃除、朝食づくり(キャベツ、トマト、納豆は必需品)、コーヒー淹れなどは習慣化しました。それでも、日々の行動の中で「これが老いなのか?」と気づくことも多々あります。

 65歳を過ぎるとセロトニン分泌が減って(あきらめの感情を持ちやすくなる)幸福感がなくなり5%程度うつ病を発症ると言われています。

「もう誰にも必要とされていない」「オレなんてもうどうでもいいや」と投げやりになったり、不幸をかぞえたりするようになるそうです。

このような思考に陥ると老人性うつを発症しやすくなります。

 私の知人も老人性鬱を発症ししばらく治療をしていましたが、昨年、自死してしまいました。

 セロトニンはお天道様と仲良しになることで維持されます。朝は日が昇ると同時に起床して、5分、10分でもよいので毎日散歩を続けてください。

大村崑は58歳の時、大腸がんを経験しその後も次第に衰えていく身体に否応なしに”老い”を感じていたそうです。その後も大病を患いましたが、石の上にも3年ならぬ、筋トレの上にも3年「できなかったことができるようになったことがうれしい」と93歳になった今でも筋トレを継続しているそうです。

 元気に活動されている方の生活習慣をうかがうと、良く体を動かしています。

また、食事や休息、運動、就寝時間が決まっています。

この頃、よく妻とレッキングを目的にしたツアーに参加しています。

山道の上り下りに苦労されている同年代、諸先輩の方々とご一緒します。

気づきも多く、とても参考になります。大病は誰もが避けられずいつ来るかわかりませんが、老いは誰にもやってきます。ただし、老化スピードは自分自身でコントロールできます。そのコントロール方法は食事や休息、運動、就寝時間の習慣化だと思います。

【同時掲載】PPM研究会LL集