240319_終活を考える
人生100年時代を迎え、厚生労働省は人生会議,終活などを政策の一部に取り入れ国策として,準備していますが、国民に目を転じれば,85歳になると3人に1人は認知症になると言われても,その実感を持っている人は少数です。
最近、一人ゴルフのWebシステムを使ってゴルフを楽しむことが多くなりました。平日にプレーする機会が多いので、同年代の方々とプレーしています。プレー中、病気の話や健康維の話題が多くなりました。
また、夫婦の会話の中にも意識的に介護の話や健康維持の話題を提供するようになりました。
昨年、私が関わっている健康管理士会のイベントで「後悔しない介護の発想」と題して杉並介護者応援団(支援事業.介護者サポータ養成事業など)を招聘しパネルディスカッションを実施しました。ここで得た学びは「お互い様」の姿勢で「自分らしい暮らしを続ける」を目標に、より良い共生社会の実現を追求している姿です。
学ぶ姿勢、振り返って検討する姿勢を貫き20年近く活動しています。そして参加している介護者の悩みをはなし、他の介護者と会話することで自分の心の整理ができるという発表も印象的でした。一方、サポータでは解決できない問題は専門家に繋げています。更に介護は終わってからの心の整理も大切なため,引き続きバックアップしています。そして何人かは新たな介護者の支援者となり人生を送っているそうです。このような団体活動の仕組みが各地域で繰り広げられれば、国策の共生社会の実現も可能になると思います。
私たち夫婦も「思いやる心」と併せて、傾聴・コミュニケーション能力の向上させ、共感の意識を持って生活していければと思います。