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230904_共に歩みたい介護の準備と知恵

 今年の11月4日に「後悔しない介護の発想」と題して、パネルディスカッションを企画しています。今夏はこの準備作業で熱く行動しました。介護に関与する人々は幅広い視点を持つ必要があります。

 人々は仲間に支えられ、大きな困難を乗り越えていきます。元気な人々が困っている人々を支援する仕組みが社会に構築されていれば、私たちは安心して老いの段階に向けて準備を進めることができます。

 慢性閉塞性肺疾患の父親と透析の母親の終末期の体験から得た教訓は治療だけではない医療と援助だけではない介護の課題について考えさせられ、今もその解決策を模索しています。

 患者の共感と連携の必要性は今も語られていますが、実現に至っていないと思います。元気な高齢者が困っている高齢者を支援する仕組みを構築することも選択肢の一つとして、とらえていければ良いと思います。

 今夏、介護者応援をされている方々との出会ってルールとヒト、技術の三位一体となったコミュニケーションを築き、持続的な地域医療、福祉社会を実現できるゲートキーパー役を夢みました。その実現に向けて前向きに進めたいと思います。