回復期リハビリ病棟の患者さんを対象にボランティア活動を始めて2カ月経過しました。
今月はお祭り用のペーパーフラワーづくりやリース作りの補助をしながら、患者さんのお話しに耳を傾けたり話題提供してきた。皆さん、心開いて談笑に加わってくれる。感謝したい。
戦争の話を聞いたり、昔の仕事自慢話を聞いたりする。いかに、相手が喜んで、笑顔を見せてくれるかを活動の目標としている。
作業終了後、雑談しながら冷たいジュースを頂くことも貴重な時間だ。そんな雑談の中、ある患者さんの家族がお見舞いにきて席を離れていく方もいる。遠くから、その様子を見てふと、認知症の患者さんを持つ家族の話が頭をよぎった。
家族と本人の信頼関係や情緒的関係が揺らぐのはなぜなのか?
認知症そのものが原因ではなく、本人と家族の長年の確執や課題が認知症に凝縮して現れていると言っている専門家もいる。私も同感だ。
日々是好日、笑顔で過ごせることに感謝したい。