20/05/27_【PPM研究会】人生はプロジェクト(kindle版)
本書はパーソナルPM研究会の活動の一つとして、「レッスンドズラーンド(教訓)」をメンバーの実践の中から得られた教訓をまとめたものです。黒田も健康予防にまつわる教訓5つを投稿させて頂きました。
■目標は 生き方改革 夢づくり
■エビデンス 健康意識 必需品
■慌てない 家族を守る 老い支度
■食材を 選ぶと得られる 心地よさ
■介護者に 知ってほしい PPM
2019年の自然災害や2020年の新型コロナウィルス感染症拡大を経験し、市民一人ひとりがリスク管理を身に付ける時代になったと感じています。これは正に私達一人ひとりが身に付けるべきプロジェクト思想ではないでしょうか?
プロジェクト管理がなんであるかを理解してもらいたいという趣向を著者一人ひとりの経験をわかりやすく解説した傑作だと思います。
是非一度手に取ってお読みいただけたらありがたいです。
2020年5月27日 健幸ケセラコンソーシアム 代表 黒田 尚
感染症との戦いは世界の歴史上繰り返されています。国内のCOVID19感染者はもすぐ 1 万人となり、更には感染源不明者が拡大傾向にあります。長引きそうで数波にわたる危惧もあります。環境中に最大 72 時間存在するという報告があるので、三密防止・手指衛生、換気が大切です。そして何より一人ひとりの行動変容が求められています。
COVID19 感染症治療薬の開発は既承認の抗ウイルス薬等が臨床で試され、一部に有効性が確認されています。一方、ワクチンはじめいくつかの新薬開発も進められていますが承認までには時間がかかりそうです。このような状況だからこそ、一人ひとりが健康予防を心がけて学ぶ必要があります。
行動変容には規則正しい生活の上に、日頃の体調管理を心がけることが大切です。
即ち、体調変化のバロメータ、つまり血圧、腰痛、体温、姿勢、水分摂取量等を知り、日々モニタリングすることです。そして体調変化を相談できるかかりつけ医を持つことが大切です。
新型コロナウイルスへの感染が疑われる際の、診療の流れや連絡先なども予めしっかり把握しておきましょう。
人生100年時代のPersonal Life Planning & Management の取組みについて
1.「私にとってのPLP&M」(定義)
2.黒田の主な職歴
3.現役時代におけるPM関わり方
4.健幸ケセラコンソーシアム
1)定義
2)ターゲット
3)事業計画『ホップ・ステップ・ジャンプ』
4)タスク分類
5)西東京市ビジネスプランコンテスト
6)健幸ケセラコンソーシアムHP
5.終末期のPLP&M
1)モニタリング
2)下りステップとドミノ
3)覚悟と寄り添い
6.生活習慣改善のPLP&M
7.コミュニティにおけるのPLP&M
8.人生目標『タスク分類』
人生100年時代を迎え、自分らしい人生の送り方も多様化しつつあります。還暦を過ぎた後半生とはどのようなものか?誰もが既に世の中に貢献できるスキルや知識を積み重ねてきている。そして、年齢を重ねることによって、家庭の事情、人生の優先順位、自分の人生観や人間関係も変化している。本プログラムでは「40歳-60歳代で、60歳以降も活躍し続けたい方」に自らの人生を一つのシステムとしてとらえなおす機会を提供してもらいました。
慶応SDMで研究に用いる手法を活用し、今までの人生を振り返り参加者の事例を参考にし、次の人生をデザインすることを目指しました。2019年5月29日から2019年7月17日までの間に事前ワーク、講義、個人ワーク、グループワーク、事後ワーク を進めながら6回のワークショップを重ねて、7月17日は参加者17名の3分間スピーチをもって終了しました。
私は、「自分史/時間」「 リソース」「バリュー」「エゴグラム」「バリューグラフ」「強制連想」のワークを通じ表題の「人生100年時代の健幸ウェイ」をもって今後取り組んでいくことを約束しました。
【Reference】
医療マネジメント研究会企画経験を生かした健幸ケセラコンソーシアムの実践
2003年7月、患者中心の医療システムの必要性が叫ばれている中、地域における施設連携や、チーム医療におけるマネジメント、quality of lifeと経済性などをテーマに研究会を発足した。
当時、MDアンダーソンの上野先生からの「基本的にがん医療マネジメントの最前線に立っているのは開業医であり、その開業医が中心になってがんの地域医療を確立する」というお話は、当時斬新的に思えた。
例えば、当時、病院と開業医が本当の意味で連携が取れていなかったので、モルヒネの普及が妨げられていた。
義母の終末期医療でも経験したが、今では多くのがん患者さんは疼痛のコント―ロールは勿論のこと病院と開業医が一緒になってターミナルケアを実践している。
このような研究会を当時製薬企業の立場で企画してきた。
この経験をベースに今後、変革が求められている医療のゴールに対して国民目線という立場を変えて、健幸ケセラコンソーシアムで実現していきたい。
令和元年5月5日
健幸ケセラコンソーシアム
代表 黒田 尚